2014年03月28日

村山地区 山形市立病院済生館

施設紹介   〜歴史を刻む済生館〜      山形市立病院済生館

済生館1改.jpg山形市立病院済生館は山形市市街地中心部に位置し、診療科24科、病床数585床、一日平均外来患者数約850人の総合病院です。村山二次保健医療圏における地域医療支援病院や地域がん診療連携拠点病院等の機関指定や各種施設認定を受けています。また、救急医療にも力を入れており、救急患者を多く受け入れ、「来るものは拒まず」の精神?から年間19,565人/年、その内救急車は4,854件/年(14件/日)と山形市周辺地域の総救急搬送の約30%(山形市内の約40%)を担っています(2012年度)。そのため、救急室前には救急車が3台連なる光景もみられます。


<三層楼>済生館2改.png
 済生館の歴史を紐解くと、明治12年(1879年)に市立病院が「済生館」と命名され、現在まで140年余りの時を刻んでいます。
 初代の建物である「三層楼」はモダンな雰囲気を持ち、桜の名所である霞城公園内に保存され、医療の移り変わりを知ることのできる郷土館となっています。桜の季節には、花見・散歩がてら足を運んでみるのはいかがでしょうか?



済生館3kai .jpg

<ローレツ博士像>
 済生館庭園内の銅像:ローレツ博士(アルブレヒト・フォン・ローレツ博士)は、オーストリア人医師で、済生館には明治13年から2年間の赴任で、内科・外科・眼科・産科の臨床講義や法医学、細菌学の講義、患者の臨床治療では、東北地方で初めて開腹手術、眼科手術を成功させました。伝染病対策のため顕微鏡を購入し、細菌の実体を明らかにするなど画期的な医学の進歩に尽くした大きな功績が讃えられています。



<臨床検査室>
病院2階に生理検査室、3階に検体検査室(生化学・血液・細菌)、輸血室、病理検査室があり、総勢36名(技師33名・補助3名)のスタッフで業務を行っています。済生館4kai.jpg
また、脳卒中センターの充実により、中央放射線室と連携しMRI検査を行い、救急にも対応しています。地域糖尿病センターの開設に伴ない新規検査として、2013年11月より糖尿病教育入院患者を対象にFMD検査(血管内皮機能検査)を開始しています。また、2014年4月からは東日本大震災被災者を対象に福島県民健康管理調査に係る甲状腺超音波も開始しています。
2000年より他職種とのコミュニティーとして検査情報誌「Labo Mail」を創刊し、2013年で第50刊を迎えました。新しい検査法や新人の紹介など多岐にわたり、検査室の「今」をお知らせしています。また、ICTやNST等チーム医療や各委員会活動に積極的に参画し、臨床検査室の役割を十二分に発揮しています。
スタッフ一同、日頃、忙しい業務の中ではありますが新しい検査にも挑戦し、日々自己研鑽に努めています。


posted by 山臨技職場訪問 at 13:42| Comment(0) | 施設紹介